フィギュアスケート女子シングルで世界を舞台に活躍し、オリンピックメダリストとしても知られる坂本花織選手。
リンクの上で見せるダイナミックな演技と、リンクサイドで見せる愛らしいキャラクターのギャップに魅了されている方も多いのではないでしょうか。
世界トップクラスの実力を持ちながら、拠点を海外や東京に移さず、地元・神戸を愛し続ける姿勢も彼女の大きな魅力の一つです。
今回は、そんな坂本花織選手の「学歴」に焦点を当て、出身大学や学部、高校、中学校、小学校までの経歴を網羅的にまとめました。
なぜ彼女がその進路を選んだのか、神戸へのこだわりとあわせて詳しく解説していきます。

坂本花織の出身大学は「神戸学院大学」学部や卒業は?
坂本花織選手の最終学歴となる出身大学は、兵庫県神戸市にある神戸学院大学です。
世界選手権やオリンピックで多忙を極める中、学業と競技を両立させ、2023年に無事卒業を迎えました。
ここでは、在籍していた学部やキャンパスライフについて深掘りします。
在籍学部は「経営学部」
坂本花織選手が専攻していたのは、経営学部 経営学科です。
フィギュアスケート選手といえば、スポーツ科学部や体育学部のある大学に進むケースが多い中で、彼女は文系学部を選択しました。
これには、引退後のセカンドキャリアも見据え、社会人としての基礎知識やマネジメントの視点を養いたいという意図があったとも考えられます。
キャンパスは地元愛あふれる「ポートアイランド」
神戸学院大学は複数のキャンパスを持っていますが、経営学部があるのはポートアイランドキャンパスです。
ここは神戸の港を見渡せる美しいロケーションであり、坂本選手が練習拠点としている「神戸市立ポートアイランドスポーツセンター」のすぐ近くに位置しています。
大学と練習リンクが至近距離にあるという環境は、世界を目指す彼女にとって、進学先を決める決定的な要因の一つになったと言えるでしょう。
2023年9月に卒業!文武両道を完遂
競技シーズン中は海外遠征も多く、単位の取得は決して容易ではありませんでした。
そのため、一般的な3月卒業ではなく半年遅れの卒業となりましたが、坂本選手は持ち前の集中力を発揮して単位を取り切り、**2023年9月に行われた「前期学位記授与式」**にて無事に卒業を果たしました。
式典では、スポーツ活動を通じて大学の名声を高めたとして「学長賞」も授与されています。
トップアスリートでありながら、学生としての本分も疎かにしない姿勢は、多くの学生や教職員から尊敬を集めていました。
坂本花織の出身高校は「神戸野田高等学校」
大学進学前、坂本花織選手が通っていたのは、こちらも神戸市内にある私立神戸野田高等学校です。
この高校時代に、彼女はフィギュアスケート選手として一気に世界のトップ層へと駆け上がっていきました。
女子高生スケーターとしての躍進
神戸野田高校在学中の2017年、全日本選手権で2位に入り、平昌オリンピックの出場権を獲得しました。
高校生にしてオリンピックという大舞台に立ったことで、一気に「坂本花織」の名前が全国区になりました。
学校側も彼女の活躍を全面的にバックアップし、壮行会が開かれるなど、学校全体で彼女を応援する温かい雰囲気があったようです。
高校卒業時には、JOC(日本オリンピック委員会)のニュースでもその様子が取り上げられ、クラスメートへの感謝と「笑顔に支えられた」という温かいエピソードが紹介されました。
勉強とスケートの両立の日々
神戸野田高校は、特進コースなども設置されている進学校としての側面も持ち合わせています。
坂本選手は、早朝練習をこなしてから登校し、授業を受けた後に再びリンクへ向かうというハードなスケジュールを3年間続けました。
「授業中に居眠りをしてしまったこともある」とインタビューで語るなど、等身大の高校生らしいエピソードも残っていますが、その裏には想像を絶する努力があったことは間違いありません。
坂本花織の出身中学・小学校は?地元「神戸」での成長
坂本花織選手の「神戸愛」を語る上で欠かせないのが、義務教育時代の経歴です。
彼女は生まれも育ちも神戸であり、公立の小中学校に通いながら、地元でスケートの才能を磨いてきました。
出身中学は「神戸市立渚中学校」
出身中学校は、神戸市立渚中学校です。
この中学校は、神戸市中央区の海沿いのエリアに位置しています。
中学生時代から、現在のコーチである中野園子コーチの厳しい指導の下、頭角を現し始めました。
全日本ジュニア選手権などで好成績を残し、ジュニア世代の強化選手として世界を飛び回るようになったのもこの時期です。
出身小学校は「神戸市立なぎさ小学校」
出身小学校は、中学校と同じ校区内にある神戸市立なぎさ小学校です。
坂本選手がスケートを始めたのは4歳の頃と言われています。
2003年のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』で、主人公の姉がフィギュアスケート選手だったことに影響を受けたのがきっかけでした。
このエピソードは、後に坂本選手が「徹子の部屋」に出演した際にも語られており、4歳の頃にドラマを見て「滑るのが楽しそう」とお母さんにねだったことが、現在の世界女王誕生の原点となっています。
小学生時代から、学校が終わるとすぐにリンクへ向かう生活を送っており、地元の友だちや先生に見守られながら成長していきました。
出身幼稚園と「水泳」の才能
具体的な幼稚園名は公表されていませんが、幼少期のエピソードとして有名なのが「水泳」です。
実は坂本選手、スケートと並行して水泳も習っており、選手コースに誘われるほどの実力を持っていました。
しかし、最終的に「スケート一本」に絞る決断をし、現在の世界女王・坂本花織が誕生することになります。
もし水泳を選んでいたら、競泳選手としてオリンピックに出ていたかもしれない、と言われるほどの身体能力の高さは、幼少期から際立っていたようです。
なぜ「神戸」にこだわり続けるのか?
坂本花織選手の経歴を見ると、幼稚園から大学まで、すべて兵庫県神戸市内で完結していることがわかります。
多くのトップスケーターが、より良い環境を求めて東京や海外(アメリカ、カナダ、ロシアなど)に拠点を移す中で、なぜ彼女は神戸に留まり続けるのでしょうか。
中野園子コーチとの強い絆
最大の理由は、幼少期から指導を受けている中野園子コーチの存在です。
中野コーチは技術指導が厳しいことで有名ですが、同時に選手への深い愛情を持っています。
坂本選手にとって中野コーチは、スケートの母とも言える絶対的な存在であり、「先生の元で滑り続けたい」という思いが、神戸を離れない一番の理由でしょう。
精神的な安定と地元ファンの支え
坂本選手は、家族や地元の友人と過ごす時間をとても大切にしています。
慣れ親しんだ神戸の街、関西弁が飛び交う環境こそが、彼女がリラックスし、厳しい練習に耐えうる精神力を養うための基盤となっています。
神戸のリンク(ポートアイランドスポーツセンター)に行けば、いつでも彼女の滑りが見られるかもしれないという距離感は、地元のファンにとっても非常に嬉しいことです。
この「地域密着」の姿勢が、多くのファンから愛される理由の一つであり、彼女の演技から感じる温かさの源泉なのかもしれません。
まとめ:坂本花織は生粋の「神戸っ子」スケーター
ここまで、坂本花織選手の学歴と地元・神戸への想いについて解説してきました。
記事のポイントをまとめます。
- 出身大学:神戸学院大学 経営学部(2023年9月卒業)。
- キャンパス:練習リンクに近いポートアイランドキャンパスに通学。
- 出身高校:神戸野田高等学校(私立)。高校時代に平昌五輪へ出場。
- 出身中学:神戸市立渚中学校。
- 出身小学校:神戸市立なぎさ小学校。
- 地域性:小学校から大学まで全て神戸市内。海外拠点は選ばず、地元密着で世界一へ。
坂本花織選手の強さの秘密は、才能や努力だけでなく、愛する地元「神戸」という揺るぎないホームグラウンドを持っていることにあります。
大学を卒業し、社会人スケーターとして新たなステージに進んだ彼女。
これからも神戸の地から、世界中に感動を届けてくれることでしょう。
今後も、生粋の神戸っ子アスリート・坂本花織選手の活躍から目が離せません。