「ホロライブのメンバー、多すぎて誰が人気なのか気になりますよね？」
毎日のように配信が行われ、新しい話題が生まれるホロライブ。しかし、Googleの検索窓にメンバー名を入れると、予測変換に「不人気」「嫌い」といったネガティブな言葉が出てきて、ドキッとしたことはありませんか？
「自分の推しが不人気だったらどうしよう…」 「逆に、今一番人気がないのは誰なんだろう？」
そんな風に検索してしまう気持ち、痛いほどわかります。ですが、ネット上の噂を鵜呑みにするのは少し危険かもしれません。
実は、「登録者数が少ない＝不人気」とは限らないのが、この界隈の面白いところなのです。数字だけでは見えてこない事情や、コアなファンに支えられている実態があるからですね。
今回は、公開されている登録者数データ（客観的事実）をベースにしつつ、なぜ特定のメンバーが「不人気」と検索されてしまうのか、その「意外な理由」と、数字には表れない「隠れた魅力」について、忖度なしで徹底解説していきます！
【2025年版】ホロライブ登録者数ワーストランキング（下位データ分析）
まず、誰もが気になる「数字」の話から触れていきましょう。
YouTubeのチャンネル登録者数は、人気のバロメーターとして最も分かりやすい指標です。しかし、下位のメンバーを見ていくと、ある明確な傾向が見えてくるのをご存知でしょうか？
単に「つまらないから登録者が少ない」という単純な話ではないのです。
数字で見る現在地｜登録者数が伸び悩んでいるメンバーは？
2025年現在、登録者数ランキングの下位に位置しやすいのは、主に以下の2パターンに分類されます。
- デビュー時期が遅い若手グループ（ReGLOSSなど）
- 活動拠点が海外のメンバー（ID/ENの一部）
例えば、音楽活動に特化した「ReGLOSS（リグロス）」などの新しいユニットは、何年も活動している先輩たちに比べれば、当然ながら登録者数は少なくなります。これを「不人気」と呼ぶのは早計ですよね。むしろ、デビューからの「伸び率」で見れば先輩をごぼう抜きしているケースも多々あります。
また、ベテラン勢の中にも数字が落ち着いているメンバーはいますが、これは「固定ファンが安定している」とも捉えられます。爆発的なバズりがない代わりに、離脱も少ない。つまり、「不人気ランキング」の実態は、「これから伸びる原石」か「安定期に入った職人」のリストと言い換えることもできるでしょう。
なぜ「不人気」と検索されるのか？3つの誤解
では、なぜわざわざ「ホロライブ 不人気」というキーワードで検索する人が後を絶たないのでしょうか。そこには、視聴者側の「3つの誤解」が隠されています。
1. 配信スタイルの違い（ターゲットの狭さ）
万人に受ける「バラエティ企画」や「人気ゲームの実況」をするメンバーは、当然登録者が増えやすい傾向にあります。一方で、「ASMRガチ勢」や「昭和歌謡特化」、「マニアックなレトロゲーのみ」といった配信スタイルの場合、刺さる層はどうしても狭くなります。
しかし、狭いからこそファンは熱狂的になります。「数は少ないけれど、熱量は誰にも負けない」。そういった濃いコミュニティを外から見た人が、「数字低いね（＝不人気）」と勘違いして検索してしまうのです。
2. 海外勢（EN/ID）と言語の壁
ホロライブID（インドネシア）やEN（英語圏）のメンバーは、世界的に見れば数百万人規模の人気を誇る怪物がゴロゴロいます。しかし、「日本語しか話さない日本のリスナー」からすると、配信を見に行っても言葉が分からないため、国内での知名度が相対的に低くなることがあります。
「日本で話題になっていない＝人気がない」と錯覚しがちですが、実は世界レベルで見るとトップランカーだった、なんてことはザラにある話です。
3. 炎上経験によるアンチの検索流入
これが最も検索数を押し上げている原因かもしれません。過去にちょっとした失言やトラブルがあったメンバーは、アンチ（批判的な層）から粘着されやすく、定期的にネガティブなキーワードで検索されます。
「嫌い」という感情を持って検索する人が多いと、Googleは「このキーワードは需要がある」と判断し、サジェスト（予測変換）に表示し続けます。結果として、実際は人気があるのに、検索窓だけ見ると不人気に見えるという現象が起きてしまうのです。
ホロライブで「嫌い・苦手」と言われてしまう原因とは？
ここからはもう少し踏み込んで、具体的な「嫌われる理由」の深層心理に迫ってみましょう。ファンの好き嫌いが分かれるポイントは、意外なところにあります。
プロ意識が高すぎるがゆえの「塩対応」誤解
ホロライブのメンバーには、アイドルとしてのプロ意識が高い人が大勢います。しかし、その真面目さが裏目に出ることも。
例えば、ゲーム配信中に高難易度の局面に集中するあまり、コメントを読み上げられなかったり、口数が減ってしまったりすることがあります。長年のファンなら「集中モードに入ったな、頑張れ！」と応援できますが、初見の視聴者からすると「無視された」「機嫌が悪そう」と映ることがあるのです。
これを「塩対応」と捉えられてしまい、「性格が悪そう」という検索につながるケースは少なくありません。媚びないスタイルは魅力の一つですが、誤解を生みやすい諸刃の剣とも言えますね。
「中の人（前世）」の噂が影響しているケース
VTuberならではの事情として、「前世（デビュー前の活動）」の存在があります。
もし中の人が過去に別の活動で炎上していたり、過激な発言をしていたりすると、そのイメージを引きずって「ホロライブに入ってもどうせ…」と色眼鏡で見られてしまうことがあります。また、配信中にうっかり前世の話を匂わせてしまった時も、「世界観を壊さないでほしい」という層から反感を買う要因になります。
ただ、過去は過去。現在の活動で誠実な姿を見せ続け、かつてのアンチをファンに変えたメンバーも大勢います。過去のレッテルだけで「不人気」と決めつけるのは、あまりにも勿体ない話だと思いませんか？
数字だけじゃ分からない！「隠れ人気」が高いメンバーの魅力
ここまでネガティブな側面ばかり見てきましたが、最後に一番伝えたいことがあります。
「登録者数は少ないけれど、スパチャ（投げ銭）総額はトップクラス」 「普段の数字は控えめでも、記念ライブの同接は爆発する」
ホロライブには、こういった「隠れ人気」を持つ実力派メンバーがたくさんいます。例えば、深夜帯の雑談配信だけで根強い固定ファンを掴んで離さないメンバーや、歌唱力が圧倒的すぎてライブのたびにトレンド入りするメンバーなど。
彼女たちの強みは、広く浅く大衆に受けることよりも、「刺さる人には深く刺さる」こと。マーケティング用語で言えば「エンゲージメント（熱量）が高い」状態です。
もしあなたが、「ランキング上位のメンバーを見てみたけど、なんだか合わなかったな…」と感じたことがあるなら、ぜひ一度、検索順位や登録者数といったフィルターを外して、下位とされているメンバーの配信を覗いてみてください。
そこには、数字合戦とは無縁の、居心地の良い「沼」が広がっているかもしれませんよ。
まとめ
今回の記事で分かったホロライブ「不人気」の正体をまとめます。
- 「不人気」検索の多くは、単なる誤解やアンチの活動によるもの
- 登録者数が少ないのは、特化した配信スタイルや活動期間の短さが理由
- 数字が低くても、熱量の高い「隠れ人気」メンバーは多数存在する
結局のところ、「不人気」と検索されること自体、それだけ多くの人に認知され、注目されている証拠でもあります。本当に人気がなければ、話題にすら上がりませんからね。
ネット上のランキングや噂に惑わされず、ぜひご自身の目で配信を見て、あなただけの「推し」を見つけてください。
ちなみに、「じゃあ逆に、一番お金を稼いでいる（愛されている）のは誰なの？」と気になった方は、以下の記事で驚きの金額をチェックしてみてください。登録者数とは全く違う順位に、きっと驚くはずです！
