「ジャパンカップの予想、どの馬を選べばいいか分からない…」
そんな悩みを抱える競馬ファンの方は多いのではないでしょうか。特に今年のジャパンカップは、天皇賞・秋覇者マスカレードボール、ダービー馬クロワデュノール、欧州最強馬カランダガンなど、超豪華メンバーが集結する一戦です。
そこで注目したいのが、血統予想家・水上学氏の「舞台適性」を軸にした分析手法です。
水上学氏は東京大学卒業という経歴を持ち、膨大なデータから独自の血統理論を構築してきた競馬界のトップランナー。先日のマイルチャンピオンシップでは、15番人気のウォーターリヒトを「お宝馬」として指名し、見事3着に好走させるなど、穴馬発掘の実績は折り紙付きです。
この記事を読めば、水上学氏の予想手法の「技術的な根拠」が理解でき、ジャパンカップを10倍楽しめるようになります。血統と舞台適性の視点から、各馬の能力を徹底分析していきましょう。
【ジャパンカップ 2025】去年もズバリ的中!穴馬ヒット連発の水上学が舞台適性を徹底ジャッジ【競馬予想】
この動画では、血統評論家・水上学氏がジャパンカップ2025の出走馬について、血統分析と舞台適性の観点から詳細な予想を展開しています。水上学氏独自の「血統トレジャーハンティング」理論に基づき、人気馬の評価から穴馬の発掘まで、余すところなく解説されています。
ポイント①:東京芝2400mという舞台が求める「血統的資質」
東京芝2400mのコース特性を血統視点で読み解く
水上学氏の予想手法を理解するには、まず東京芝2400mというコースが競走馬に何を求めるのかを把握する必要があります。
東京芝2400mは、日本ダービー、オークス、そしてジャパンカップという国内最高峰のレースが行われる舞台です。このコースの最大の特徴は、最後の直線距離525.9mという新潟芝外回りに次ぐ長さと、高低差2.1mの上り坂が待ち受けている点にあります。
スタート地点は正面スタンド前の坂を上りきった位置。つまり、レースでは合計2度の坂を駆け上がることになり、見た目の距離以上にスタミナが消耗される設計となっているのです。
水上学氏が重視する「3つの血統ファクター」
水上学氏は長年の研究から、東京芝2400mで好走する馬に共通する血統的特徴を以下の3点に整理しています。
1. スピード持続力を担保する母系の底力
東京芝2400mでは、最後の直線で11秒台のラップを連続して刻める「持続力」が求められます。瞬発力だけでは坂を上りきれず、息の長い末脚を繰り出せる血統背景が必要となります。
2. 高速馬場への対応力
日本の馬場は欧州に比べて時計が出やすい「高速馬場」です。ジャパンカップでは2分20秒台の決着も珍しくありません。2018年にアーモンドアイが記録した2分20秒6というレコードタイムは、まさに日本競馬の「スピード至上主義」を象徴しています。
3. 長距離戦でも折り合える気性
2400mという距離は、道中で折り合いを欠くと最後の直線で脚が残りません。血統的には、サンデーサイレンス系やハーツクライ系など、「折り合いのつきやすさ」を遺伝させる種牡馬の産駒が有利とされます。
【素人でも分かる!技術の翻訳解説】
東京芝2400mは「総合力テスト」のようなコースです。短距離のような瞬発力、長距離のようなスタミナ、そして2400mという微妙な距離を冷静に走れる精神力。この3つを兼ね備えた「優等生」が勝つレースといえます。
水上学氏は、この「優等生」を見つけるために血統という「家系図」を読み解いているのです。人間でいえば「両親がマラソンランナーで、祖父が短距離のオリンピック選手」のような馬が有利、というイメージでしょうか。
ポイント②:過去10年のデータが示す「内枠有利」の構造

1枠の複勝率56.3%という驚異的数値
ジャパンカップの過去10年データを分析すると、枠順による成績差が非常に顕著に表れています。
特に注目すべきは1枠の成績です。過去10年で【5-3-1-7】という成績は、勝率31.3%、複勝率56.3%という驚異的な数値を示しています。単勝回収値133という数字は、1枠の馬を機械的に買い続けるだけでもプラス収支になることを意味しています。
一方で8枠は【0-0-2-24】と連対馬ゼロ。2012年以降は8枠からの連対馬が出ておらず、近年では2023年のスターズオンアース、2016年のシュヴァルグランが3着に入ったのみという厳しい傾向が続いています。
なぜ内枠が有利なのか?技術的メカニズム
この「内枠有利」の傾向には、明確な技術的根拠があります。
距離ロスの最小化
東京芝2400mは1周コースのため、外枠の馬は最初のコーナーまでに内側に入るか、終始外を回り続けるかの選択を迫られます。外を回り続けると1周で約20~30m余分に走ることになり、最後の直線での脚色に影響します。
ポジション取りの有利性
内枠の馬はスタート直後から自然と好位置を確保しやすく、道中もインコースをロスなく追走できます。特にスローペースになりやすいジャパンカップでは、前目のポジションを確保できる内枠の優位性がより高まります。
馬場状態の恩恵
開催後半戦となるジャパンカップ開催時期でも、内ラチ沿いは比較的馬場が荒れていないケースが多く、良い馬場状態を活かせる傾向にあります。
2025年の枠順から読む有力馬の評価
今年の枠順で注目すべきは、クロワデュノールの1枠2番という絶好枠です。過去データに照らせば、この枠順だけでプラス評価となります。
対照的に、マスカレードボールの7枠15番、シンエンペラーの8枠16番、ドゥレッツァの8枠17番、タスティエーラの8枠18番という外枠勢は、データ上は割引が必要となります。
【素人でも分かる!技術の翻訳解説】
競馬のコースは陸上トラックと同じで、外側を走ると距離が長くなります。2400mを走る中で20~30m余分に走るのは、フルマラソンで言えば約500m余分に走るようなもの。ラストスパートで差が出るのは当然ですよね。
水上学氏はこうした「物理的に避けられない不利」を冷静にデータ化し、予想に組み込んでいるのです。
ポイント③:「前走ローテーション」から見る激走パターン
天皇賞・秋組の圧倒的な好走率
水上学氏の分析において重要視されるのが前走ローテーションです。過去10年のジャパンカップ馬券圏内馬30頭のうち、実に14頭が天皇賞・秋組から出ています。
天皇賞・秋組が強い理由は明確です。
同コース・同条件のリハーサル効果
天皇賞・秋は東京芝2000mで行われるため、東京競馬場の馬場状態、直線の坂、左回りのコーナリングなど、ジャパンカップと共通する要素を3週前に経験できます。これは他のローテーションでは得られない大きなアドバンテージです。
仕上がり状態の確認
秋の大目標としてジャパンカップを見据えている陣営にとって、天皇賞・秋は「本番前の最終調整」という位置づけになります。ここで好走できれば、ジャパンカップでも好調を維持している可能性が高いのです。
海外帰り組の成績傾向
一方で、海外帰り組の成績は一定しません。凱旋門賞からの参戦組は過去に好走例がある一方、体調面のリスクを抱えることも多いです。
今年の出走馬でいえば、クロワデュノールは凱旋門賞14着からの参戦、シンエンペラーは愛チャンピオンS6着後の喘息・肺出血という健康面の懸念があります。
水上学氏はこうした「見えないコンディション面」も血統と絡めて評価し、穴馬発掘の材料としています。
今年の天皇賞・秋組をチェック
2025年の天皇賞・秋組からジャパンカップに参戦するのは以下の馬たちです。
- マスカレードボール(天皇賞・秋1着)
- ジャスティンパレス(天皇賞・秋3着)
- タスティエーラ(天皇賞・秋8着)
- ブレイディヴェーグ(天皇賞・秋10着)
- コスモキュランダ(天皇賞・秋12着)
- ホウオウビスケッツ(天皇賞・秋13着)
特にマスカレードボールは天皇賞・秋を快勝しており、ローテーション面では最も信頼度が高いといえます。ただし、中3週という間隔と外枠という要素をどう評価するかが予想のポイントとなります。
【素人でも分かる!技術の翻訳解説】
前走ローテーションは「予行演習の質」を測る指標です。本番と同じ会場で練習できた選手と、全く違う環境で練習してきた選手、どちらが有利かは明らかですよね。
水上学氏は、この「予行演習の質」を数値化し、さらに各馬の健康状態や血統的な回復力まで加味して予想を組み立てているのです。
ポイント④:水上学氏の「血統トレジャーハンティング」理論
「種牡馬×舞台適性」のマッチング理論
水上学氏の予想手法の核心は、「種牡馬ごとの得意舞台」を徹底的にデータ化している点にあります。
東京芝2400mで過去に好成績を残している種牡馬系統を分析すると、以下のような傾向が浮かび上がります。
ディープインパクト系
日本ダービー、ジャパンカップともに圧倒的な実績を誇る系統です。スピード持続力と瞬発力を高いレベルで兼ね備え、東京の長い直線を差し切る能力に長けています。ただし、ディープインパクト自身は既に死亡しており、後継種牡馬の産駒がこの系統を引き継いでいます。
ハーツクライ系
ドウデュースやジャスティンパレスなど、近年のジャパンカップ好走馬を多数輩出している系統です。差し・追い込み脚質の馬が多く、東京の長い直線で真価を発揮します。
キタサンブラック系
2025年のダービー馬クロワデュノールの父がキタサンブラックです。キタサンブラック自身が2016年・2017年のジャパンカップで2着、1着と好走しており、この舞台との適性は実証済み。産駒もその適性を受け継いでいる可能性があります。
母系の「隠れた適性」を見抜く
水上学氏が特に重視するのは母系(母方の血統)です。種牡馬の成績は誰でも調べられますが、母系の適性を読み解くには深い知識と経験が必要となります。
たとえば、今年の出走馬でいえば:
- クロワデュノール:母ライジングクロスの父はCape Cross。欧州系の血統で、タフな展開でも粘れるスタミナを秘めています。
- ダノンデサイル:母トップデサイルの父はCongrats。米国系の血統で、高速馬場への対応力が期待できます。
- シンエンペラー:母Starlet’s Sisterの父はGalileo。欧州最高峰の種牡馬の血を引き、スタミナと底力は折り紙付きです。
水上学氏の穴馬発掘メソッド
水上学氏が穴馬を発掘する際に重視するのは、「人気と実力の乖離」です。
血統的には高い舞台適性を持っているのに、近走の成績や人気面で過小評価されている馬。こうした馬を見つけ出すのが「血統トレジャーハンティング」の真骨頂です。
先日のマイルチャンピオンシップでウォーターリヒト(15番人気3着)を「お宝馬」として指名できたのも、血統的な舞台適性を重視した結果でした。
【素人でも分かる!技術の翻訳解説】
血統分析は「遺伝子検査」のようなものです。人間でも「この家系はスポーツ万能」「この家系は芸術的才能がある」といった傾向がありますよね。
競走馬も同じで、父方・母方両方の「得意分野」を調べることで、その馬が「どんなレースで力を発揮しやすいか」が予測できるのです。水上学氏はこの「遺伝子検査」を何十年も続けてきた専門家なのです。
ポイント⑤:2025年ジャパンカップの展開予想と各馬の適性評価

想定されるレース展開
今年のジャパンカップで逃げ馬候補となるのは、サンライズアース(3枠5番)とホウオウビスケッツ(3枠6番)の2頭です。
サンライズアースは阪神大賞典、天皇賞・春4着と長距離戦線で実績を残しており、2400mなら無理なくハナを主張できます。ホウオウビスケッツはテンの速さでは上回りますが、2400mという距離では自重する可能性もあります。
想定ペース:スローペース~ミドルペース
有力馬の多くが差し・追い込み脚質であることから、前半1000mは62秒前後のスローペースになる可能性が高いです。そうなると、最後の直線での瞬発力勝負となり、位置取りが重要になってきます。
主要馬の舞台適性評価
マスカレードボール(父モーリス)
天皇賞・秋を快勝し、3歳馬ながらG1連勝を狙う今年の主役候補。父モーリスは天皇賞・秋、香港カップなど芝中距離G1を4勝しており、産駒もスピード能力に優れています。ただし、ジャパンカップという2400m戦でモーリス産駒がどこまで距離をこなせるかは未知数な部分もあります。
クロワデュノール(父キタサンブラック)
日本ダービー馬であり、父キタサンブラックはジャパンカップ1着の実績を持つ血統的適性は申し分なし。1枠2番という絶好枠を引き当て、データ的には最も恵まれた馬といえます。凱旋門賞14着からの巻き返しがポイントですが、凱旋門賞の敗戦は欧州の重い馬場が合わなかった可能性が高く、高速馬場の東京で見直せる余地があります。
ジャスティンパレス(父ディープインパクト)
父ディープインパクトはジャパンカップ血統として最高級。ジャスティンパレス自身も2023年の天皇賞・秋2着、天皇賞・春1着と東京・長距離戦での実績は十分です。1枠1番という最内枠で、ロス無く立ち回れる展開になれば上位争いは必至です。
シンエンペラー(父Siyouni)
昨年のジャパンカップ2着馬。父Siyouniは欧州マイル~中距離で活躍する種牡馬で、母父Galileoというスタミナ血統との配合は2400mにピッタリ。ただし、愛チャンピオンS後の喘息・肺出血からの回復状況が気がかりです。
ヨーホーレイク(父ディープインパクト)
7歳馬ながら、父ディープインパクト、母父Galileoという血統構成は東京芝2400mへの適性を示唆しています。人気薄になりやすい高齢馬だけに、水上学氏の「お宝馬」候補として注目される可能性があります。
【素人でも分かる!技術の翻訳解説】
競馬の展開予想は「チェスの先読み」に似ています。どの馬が先頭に立ち、どのくらいのペースで走り、最後の直線でどう動くか。水上学氏は血統という「駒の特性」を理解した上で、この先読みを行っているのです。
今年のジャパンカップは、内枠の馬と外枠の馬で有利不利がハッキリ分かれるレースになりそうです。データを信じるか、馬の能力を信じるか、それが予想の分かれ道となります。
まとめ
今回は、血統評論家・水上学氏の予想手法を技術的な視点から解説してきました。
水上学氏の予想メソッドのポイント
- 東京芝2400mという舞台が求める「血統的資質」を理解する
- 枠順データ(1枠複勝率56.3%、8枠連対率0%)を重視する
- 前走ローテーション(天皇賞・秋組が有利)をチェックする
- 種牡馬×母系の「隠れた適性」を読み解く
- 人気と実力の乖離から「お宝馬」を発掘する
2025年のジャパンカップは、マスカレードボール、クロワデュノール、カランダガンという3強対決の様相を呈していますが、水上学氏の血統分析を取り入れることで、新たな視点で馬券を組み立てることができます。
動画では、今回紹介した以上に詳細な血統分析や、水上学氏ならではの「お宝馬」候補が明かされています。ぜひ動画を視聴して、ジャパンカップ予想に役立ててみてください。
血統という「科学的根拠」に基づいた予想は、的中したときの納得感が違います。今年のジャパンカップ、水上学氏の理論を参考に、あなたなりの「お宝馬」を見つけてみてはいかがでしょうか。
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※本記事は2025年11月30日時点の情報に基づいて作成しています。レース結果や馬の状態により、評価は変動する可能性があります。馬券購入は自己責任でお願いいたします。