「小松菜奈ってどんな人?」「どの映画に出てるの?」「受賞歴や結婚のことも知りたい」──そんな疑問を持つあなたへ。この記事では、小松菜奈の経歴をプロフィール・出演作・受賞歴・私生活まで徹底的にまとめました。
モデルデビューからハリウッド進出、話題作への出演、そして菅田将暉さんとの結婚まで、彼女の魅力を“今”知りたい方にぴったりの内容です。
このページを読めば、小松菜奈という人物の輪郭がクリアに見えてきます。映画やドラマを見る前の予習にも最適です。
小松菜奈 経歴|プロフィールと私生活

生年月日・出身地・身長などの基本情報
小松菜奈さんは、1996年2月16日生まれの29歳です。出身地は東京都ですが、育ちは山梨県北杜市とされています。身長は168cmで、血液型はO型です。所属事務所はスターダストプロモーションで、女優やモデルとして幅広く活躍されています。
家族構成と兄弟のエピソード
小松菜奈さんは、父親、母親、2人の兄の5人家族で育ちました。末っ子として、兄たちと時には激しい喧嘩をすることもあったそうですが、現在では仲の良い関係を築いているようです。また、家族思いな一面もあり、インタビューでは「家族が目が悪いので目を治すスタンドが欲しい」と語るなど、家族への愛情が伺えます。
学歴と高校時代の活動
小松菜奈さんは、山梨県の帝京第三高等学校に進学しました。高校時代は、モデル活動と学業を両立しながら、チアリーディング部に所属していました。部活動では、全国大会で応援する姿がテレビに映るなど、活発な学生生活を送っていたようです。
趣味・特技・性格について
小松菜奈さんの趣味はカメラで、特技はダンスとフルートです。性格は、ひたむきでまっすぐな一面があり、家族思いな一面も見られます。また、兄からは「普段はお茶目で笑い上戸」と評されることもあり、明るく親しみやすい性格が伺えます。
モデルデビューからシャネルアンバサダーまで
小松菜奈さんは、2008年にファッション誌『ニコ☆プチ』でモデルデビューを果たしました。その後、2016年にシャネルのアンバサダーに就任し、パリコレクションなどで活躍しています。シャネルとの関係は深く、ブランドのショーや展覧会に参加するなど、長年にわたり信頼関係を築いています。
結婚と夫・菅田将暉との関係
2021年11月15日、小松菜奈さんは俳優の菅田将暉さんと結婚を発表しました。二人は映画『糸』などで共演し、交際に発展したとされています。2024年3月には第一子が誕生し、家族三人での新たな生活をスタートさせました。
仲良しの芸能人との交友関係
小松菜奈さんは、モデルのemmaさんや女優の清野菜名さん、杉咲花さんなどと親しい関係を築いています。特にemmaさんとは、撮影現場で知り合い、韓国旅行に行くほどの仲だそうです。清野菜名さんとは名前が共に「なな」であることから、お互いを「こっちゃん」「せっちゃん」と呼び合う仲です。
ファッションやメイクの特徴
小松菜奈さんは、アンニュイな雰囲気と個性的なファッションセンスで注目を集めています。メイクでは、ナチュラルなベースにアイメイクを強調するスタイルが特徴です。また、私服ではヴィンテージ風のアイテムやデニムを取り入れるなど、独自のスタイルを確立しています。
小松菜奈 経歴|出演作と受賞歴のまとめ
映画デビュー作『渇き。』とその評価
小松菜奈さんの映画デビュー作は、2014年公開の『渇き。』です。この作品で彼女は、行方不明になった女子高生・藤島加奈子を演じ、そのミステリアスな存在感と大胆な演技が話題となりました。この役で彼女は、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、女優としての第一歩を踏み出しました。
代表作『糸』『余命10年』などの紹介
小松菜奈さんの代表作には、2020年公開の『糸』と2022年公開の『余命10年』があります。『糸』では、菅田将暉さんと共演し、運命に翻弄される恋人を演じました。この作品で彼女は、第44回日本アカデミー賞優秀主演女優賞にノミネートされました。
『余命10年』では、難病により余命10年と宣告された女性・高林茉莉を演じ、繊細な感情表現で多くの観客の心を打ちました。この作品は、興行収入ランキングでも上位を記録し、彼女の演技力が高く評価されました。
ドラマやCM、MVへの出演歴
小松菜奈さんは、映画だけでなく、テレビドラマやCM、ミュージックビデオ(MV)にも多数出演しています。ドラマでは、『夢を与える』や『黒崎くんの言いなりになんてならない』などに出演し、幅広い役柄を演じています。
CMでは、資生堂「INTEGRATE」やNTTドコモ「dビデオ」、ロッテ「乳酸菌ショコラ」など、数多くの企業の広告に起用されています。また、MVでは、くるりの「八月は僕の名前」やVaundyの「踊り子」などに出演し、その存在感を発揮しています。
日本アカデミー賞などの受賞歴
小松菜奈さんは、その演技力が高く評価され、数々の賞を受賞しています。主な受賞歴は以下の通りです。
- 第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『渇き。』)
- 第44回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞ノミネート(『糸』)
- 第43回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞ノミネート(『閉鎖病棟-それぞれの朝-』)
- 第39回報知映画賞 新人賞(『渇き。』)
- 第69回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞(『渇き。』)
- 第8回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞(『ディストラクション・ベイビーズ』など)
- 第38回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『ディストラクション・ベイビーズ』)
- 第90回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞(『溺れるナイフ』など)
これらの受賞歴は、小松菜奈さんの演技力と多才さを証明しています。
ハリウッド映画『沈黙-サイレンス-』への出演
2016年、小松菜奈さんはマーティン・スコセッシ監督のハリウッド映画『沈黙-サイレンス-』に出演しました。この作品で彼女は、日本のキリシタンの女性・モニカを演じ、国際的な舞台でもその演技力を発揮しました。この経験は、彼女の女優としての幅を広げる貴重な機会となりました。
最新の出演作と今後の活動予定
小松菜奈さんは、2021年に公開された映画『ムーンライト・シャドウ』や『さくら』などに出演し、引き続き多くの作品で活躍しています。また、2023年には、シャネルの2023-24年秋冬コレクションの顔として起用され、日本人として初めてこの役割を担いました。
今後も、映画やドラマ、ファッション界など、さまざまな分野での活躍が期待されています。
演技力や表現力に対する評価
小松菜奈さんの演技力は、多くの映画評論家や観客から高く評価されています。特に、映画『余命10年』での演技は、「鼻水が出るまで泣く演技が本気で素晴らしくてとても綺麗だった」との声があり、感情表現の豊かさが称賛されました。
一方で、「役に溶け込んでいるというよりも、どの役も“小松菜奈”が強い」との意見もあり、彼女の個性が演技に強く表れていると感じる人もいます。
彼女自身も、「演技力です。全然できないので。うまい下手って、作品によっても、観る人によっても違うんですけど、いつも作品ごとに悔しい思いをしている」と語っており、常に向上心を持って演技に取り組んでいることが伺えます。
小松菜奈 経歴まとめ|プロフィールと出演作を振り返る
- 小松菜奈の経歴は、1996年生まれ東京都出身、身長168cmという基本情報に始まり、モデル・女優として国内外で活躍している。
- 家族構成は両親と兄2人。兄たちとの関係性や家族思いな一面から、素朴で温かい人柄が伺える。
- 学歴は帝京第三高校卒。高校ではチアリーディング部に所属し、活発な学校生活を送りながらモデル活動も両立していた。
- 趣味はカメラ、特技はフルートとダンス。明るく自然体な性格で、芸能界でも親しみやすい存在として知られている。
- モデルとしては『ニコ☆プチ』でデビューし、後にシャネルのアンバサダーとして国際的にも注目される存在に。
- 菅田将暉との結婚と第一子誕生で注目を集め、公私ともに充実した日々を送っている。
- 交友関係ではemmaや清野菜名などとの仲が深く、芸能界でも信頼されている。
- ファッションやメイクにおいても個性が光り、ヴィンテージ風の服装やナチュラルメイクが支持されている。
- 映画デビュー作『渇き。』で新人賞を多数受賞し、小松菜奈の経歴における転機となった。
- 『糸』『余命10年』といった代表作では繊細な感情表現で観客の心を動かし、実力派女優としての地位を確立。
- 映画だけでなくドラマ・CM・MVなど幅広く出演し、多方面で活躍している。
- 日本アカデミー賞をはじめとする数々の受賞歴は、その演技力の高さを裏付けるものとなっている。
- 『沈黙-サイレンス-』ではハリウッドデビューも果たし、国際的な評価も受けている。
- 近年も映画・ファッション分野で精力的に活動しており、小松菜奈の経歴は今なお進化を続けている。
- 演技への真摯な姿勢と向上心、そして唯一無二の存在感が、今後のさらなる飛躍を予感させる。
